理想的なワクチン接種プログラムにもとづいた、予防接種をお勧めします!
ご注意
- ●はじめてのワクチンでは、確実な免疫をつくるために複数回の注射が必要です。注射後、免疫ができるまで約3週間は、病気の動物に近づけないようにしてください。また、年に一度の追加接種が推奨されています。
- ●ワクチン接種は、健康状態が良好な動物に接種します。発熱など健康状態に不安がある場合は後日改めて接種することもあります。
- ●注射後は激しい運動やシャンプーは控えてください。
- ●副反応が出ることがあります。注射部分の痛みや腫れ、元気や食欲がなくなる、顔や眼が腫れるなどのアレルギー反応がみられたら、すぐにご連絡ください。
ワクチンで予防できる犬の病気
犬ジステンパー | 高熱、目ヤニ、鼻水、食欲不振、嘔吐、下痢 神経症状などの後遺症が残ることもある 死亡率が高い |
犬パルボウイルス感染症 | 激しい嘔吐、下痢、食欲不振、急激な衰弱 死亡率が高く、伝染性が強い |
犬伝染性肝炎 | 発熱、腹痛、嘔吐、下痢、角膜の白濁など 幼犬では、症状を示さず突然死することがある |
犬アデノウイルス2型感染症 | 発熱、食欲不振、クシャミ、鼻水、咳などの呼吸器病 肺炎まで進行することもあり |
犬パラインフルエンザウイルス感染症 | カゼ症状から混合感染、二次感染により重症化 伝染性が非常に強い |
犬コロナウイルス感染症 | 成犬:軽度の胃腸炎ですむことが多い 仔犬:嘔吐と重度の水溶性下痢 |
犬レプトスピラ感染症 | 人獣共通感染症(人と動物の共通感染症) イクテオヘモラジー型:発熱、黄疸、歯肉の出血 カニコーラ型:発熱、筋肉痛、腎不全を起こし、数日以内に死亡することがある |
狂犬病予防接種について
飼い主様には犬への狂犬病ワクチン接種が「狂犬病予防法」にて義務付けられています。
生後91日以上の犬は、飼い始めてから30日以内に1回、その後毎年1回の予防接種を受けなければなりません。
注射料 2,770円
登録料 3,000円(生涯1回),注射済票交付料 550円
※浜松市、湖西市にお住まいの方は当院で登録および鑑札、注射済票の交付が可能です。
上記地域以外(県内/県外)の方は「接種証明書」を発行いたします。
ワクチンで予防できる猫の病気
猫ウイルス性鼻気管炎 | カゼによく似た症状 クシャミ、鼻水、発熱、角膜炎、結膜炎 |
猫カリシウイルス感染症 | カゼによく似た症状 口腔内に潰瘍、水泡 |
猫汎白血球減少症 | パルボウイルスによる病気食欲・元気消失、発熱、嘔吐など、白血球が極端に少なくなる、死亡率の高い病気 |
猫白血病ウイルス感染症 | 白血病やリンパ腫など血液の腫瘍、貧血など 免疫低下によりいろいろな病気を併発しやすくなる |
猫クラミジア病 | 結膜炎、鼻水、クシャミ、咳 |
猫免疫不全(猫エイズ)ウイルス感染症 | 口内炎、鼻炎など免疫低下によりいろいろな病気を併発しやすくなる |